私は料理が好きだ。
特別すごい料理が作れるわけじゃないけれど、昔から料理をする時間が好きだった。
出産前は、献立を考えることも楽しみのひとつ。
仕事から帰って冷蔵庫を開けて、「今日は何を作ろうかな」と考える時間が結構好きだった。
働きながらでも、一汁二菜くらいなら普通に作れていた。
でも、その生活は息子の離乳食が始まってからガラッと変わった。
夫婦のごはんとは別に、息子のごはんも考える毎日。
月齢に合わせた食材、固さ、味付け、栄養バランス…。
気にすることが一気に増えた。
気づけば、夫婦の夜ご飯は「おかず1品あれば十分」という日も珍しくなくなった。
以前の私なら、「えっ、本当に?」って驚いていたと思う。
育児って、本当に体力も気力も使う。
料理は好きなのに、「何を作ろう」と考えるところでエネルギーが切れてしまう日がある。
だからといって、毎日外食やレトルトにはしたくない。
家族の健康も気になるし、正直なところ、市販のお惣菜やレトルトの味はあまり好みではない。
そんな中途半端な気持ちを抱えながら、毎日のように悩んでいた。
そんな私が最近よく使っているのが、AIへの献立相談。
使い方は本当にシンプル。
冷蔵庫にある食材を全部打ち込んで、「この材料で数日分の献立を考えて」とお願いするだけ。
栄養バランスを考えてくれるし、「これを買い足すともっと良いですよ」と教えてくれることもある。
夫や私が体調を崩したときは、「胃に優しい献立で」「滋養強壮になるメニューで」なんて相談をすることも。
そして夕方になると、
「今日の夜ご飯、どうしよう。」
そんな独り言みたいな感覚で話しかけている。
作ったごはんの写真を送ることもある。
すると画像から栄養バランスを見て、「今日はこの栄養が摂れています」「副菜を一品足すならこんなのがおすすめです」と提案してくれる。
もちろん、その通りにするわけじゃない。
でも、「なるほど、それなら家にあるもので作れそう」と思えるヒントをもらえる。
離乳食も面白くて、「このおかずなら取り分けできますよ」と、こちらが聞いていないことまで教えてくれることがある。
最初の頃よりも、返ってくる提案が少しずつ私好みになってきた気がする。
今では週に3〜4日くらいは献立を相談している。
AIの提案をそのまま採用する日もあれば、そこからアレンジする日もある。
「じゃあ今日はこれにしよう。」
そのきっかけをくれる存在になった。
料理は今でも好き。
でも、毎日全部ひとりで考えなくてもいい。
少しだけ誰かに相談するような感覚でAIを使うようになって、夕方の「夜ご飯どうしよう」が少しだけ気楽になった。

