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泣く泣く、保育園へ行かせることになった

2026.07.035 分で読めるby 晩婚夫婦

もともと、息子は幼稚園に通わせるつもりだった。

夫婦でもそう話していたし、私自身も「3歳くらいまでは家で一緒に過ごしたい」と思っていた。

でも、仕事の依頼をいただいた。

細切れ時間では終わらない仕事だった。

どうにか保育園に預けずにできないか、いろいろ考えた。

週3日だけ仕事をする日をつくったり、午前中は夫に息子を見てもらったり、おばあちゃんに来てもらったり。

でも、思うようにはいかなかった。

仕事中も息子のことが気になってしまうし、急な用事が入れば、その日の仕事はそこで終わり。

おばあちゃんも、家の仕事があり来れるのは月に2回ほど。

そして、息子が1歳になるのを待って、家の近くの保育園へ通わせることにした。

正直に言うと、「泣く泣く」という言葉が一番しっくりくる。

最初の2か月は、私の方が辛かった

通い始めてしばらくは、私の方が気持ちの整理がつかなかった。

朝、先生に抱っこされると、息子は私に向かって両手を伸ばして「ママ、ママ」と泣いていた。

その姿を見るたびに、「今日は連れて帰ります」。

その言葉が何度も喉まで出かかった。

「育児をしながら仕事をしている人はたくさんいるのに、私はなんでこんなにうまくできないんだろう。」

そんなふうに、自分を責めることもあった。

でも、2か月くらい経つと、少しずつ先生やお友達にも慣れてきた。

今では笑顔で「バイバイ」と手を振ってくれる日もある。

新しい環境に慣れるのは、私より息子の方がずっと上手だった。

この2か月、半分は体調不良だった

保育園に通い始めると、本当によく風邪をもらってくる。

息子が熱を出し、それが私にうつる。

私は2週間近く寝込んだこともあった。

「保育園に行かせない方が、むしろ仕事が進むんじゃない?」

そう思ったことも、一度や二度じゃない。

それでも、通わせてよかったと思う

息子が通っているのは、昔ながらの保育園。

特別なカリキュラムがあるわけではないけれど、毎日楽しそうに過ごしている。

家族や親しい友達以外の人と過ごす中で、私たちが教えていないことを、いつの間にか覚えてくる。

「そんなこと、できるようになったの?」

と驚くことが増えた。

家では見られない息子の成長を知るたびに、保育園という場所のありがたさを感じている。

一緒に過ごした時間は、今でも宝物

保育園へ通う前は、毎日どこかへ出かけていた。

図書館へ行ったり、支援センターへ遊びに行ったり、お買い物をしたり。

庭園や公園を歩いたり、親子向けのイベントに参加したり。

一日一回は外へ出て、季節を感じながら息子と過ごしていた。

もっと一緒に過ごしたかった。

その気持ちは、今も変わらない。

だからこそ今は、仕事や家事を少しずつ効率化して、息子と過ごす時間を取り戻したいと思っている。

あの頃とは違う毎日になったけれど、一緒に過ごす時間を大切にしたい気持ちは、これからも変わらない。

The author
晩婚40代夫婦
地方都市在住、フリーランス。海外移住に向けて、いまの暮らしを少しずつ書き留めています。
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