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夫婦の仕事時間を、もう一度つくり直す

2026.09.077 分で読めるby 晩婚夫婦

夫婦それぞれが仕事をする時間をつくるために、少し新しい試みを始めた。

これまでは、息子を保育園へ預けている間に仕事をすると割り切っていた。

保育園へ行ける日は、昼間に仕事や家事をすることができて、少しゆとりを持って日常を送ることができる。

でも、まだ1歳の息子。

すぐに体調を崩して、1〜2週間お休みになることも珍しくない。

その間は機嫌が悪く、私から離れない。

仕事も家事も、ほとんどすべての手が止まってしまう。

夫の仕事まで止まってしまうことも増えてきた。

時間を取られることももちろん大変だったけれど、それ以上に、気持ちの面でも消耗していた。

仕事をするためには、まとまった静かな時間が必要だった。

これは私の個人的な性質の問題なのかもしれない。

細切れの時間をつなぎ合わせながら仕事をすることが、どうしても苦手なのだ。

だから、「仕事をするなら、息子が保育園へ行っている間にする」と考えていた。

そして、保育園へ預けることになった。

以前にも、一度試していた

実は、今回と同じように、夫婦で仕事の時間をずらす方法は以前にも試したことがある。

私が朝早く起きて仕事をして、その後の時間を夫に担当してもらう。

理屈としては、とてもシンプル。

でも、私は朝が起きられなかった。

隣で息子が寝ているので目覚まし時計をかけることはできない。

だから、結局、息子と一緒に目覚める日々だった。

それで、この方法は一度挫折している。

「やっぱり無理なんだ」と思った。

そして、「もう保育園へ預けるしかない」と思って、保育園へ預けることにした。

ところが最近、ふと気づいた。

Apple Watchって、スヌーズできるんだ。

「今さら!?」という感じなのだけれど(笑)。

手首で振動して起こしてくれるなら、もしかしたら起きられるかもしれない。

それだけのことなのだけれど、私にとっては大きかった。

一度「無理」と思った方法を、もう一度試してみようと思えた。

今回は、夫婦で仕事の時間をずらす

今は、私が朝5時から10時まで仕事をして、10時から夜にかけては夫が仕事をする。

朝の時間は、夫が息子の朝ごはんから身支度までを担当する。

以前だったら、「夫に朝から全部できるかな」と思っていたかもしれない。

でも、最近は朝ごはんの内容もほとんど固定されている。

そうすると、意外とできる。

これまで私が当たり前のようにやっていたことも、少し分解してみると、「私じゃないとできないこと」ばかりではなかった。

こういうことも、実際にやってみないと分からない。

今回、できるようになった理由

この方法を始められたのには、私自身の変化と、息子の成長も大きいと思う。

まず、私自身の状態が少し変わった。

半月ほど前からジムへ行き始めて、軽く運動するようになった。

体が少し軽くなって、気持ちも前より動くようになった。

「やってみようかな」と思えるようになったのは、案外こういう小さな変化なのかもしれない。

そして、息子も成長した。

以前よりひとりでお風呂に入れることが簡単になったし、調子がいいときは、自分で食べ物をつかんで食べることもできる。

ずっと私が隣に張り付いていなくても、少し離れたところから見守れる時間も増えた。

子どもが成長すると、「手がかからなくなる」というより、親の手の使い方を選べるようになるのかもしれない。

もう一つ、あげるならAI化。

自分の仕事をAIを使って作業的な負担を軽減できたので、仕事の時間自体が短くて済むようになった。

元々AIを使って仕事をしている夫に手ほどきをしてもらい、急速に上達したと思う。

本当にありがたいし、夫に心から感謝している。

「保育園に預けるしかない」から抜け出したい

今回のことを考えていて、私はずっと「選択肢」が欲しかったんだなと思った。

保育園に行ける日は、保育園へ行く。

家で過ごしたほうがいい日は、家で過ごす。

夫が仕事をする時間と、私が仕事をする時間をずらす。

必要なら家事代行を頼む。

そうやって、そのときの状況に合わせて組み合わせを変えられること。

「仕事をするなら保育園へ預けるしかない」という一本道ではなく、いくつかの方法の中から家族の状況に合わせて自分たちで選べること。

私は、それが欲しかったのだと思う。

保育園が悪い、という話ではない。

先生やお友達との関わりは、とても素敵なものだと思う。

病気になることで免疫をつけていくことも、家族と過ごすだけでは得られない経験なのかもしれない。

保育園で過ごすことで得られる成長や人との関わりには、他の方法では置き換えられないものもある。

だから、「保育園に行かないほうがいい」という話では全くない。

むしろ、本当は保育園という選択肢も持っていたい。

ただ、保育園だけに頼らなくてもいい状態にもしておきたい。

何でも外注すればいいわけでもない

今回の取り組みをしていて、自分がこれまでできていなかったことにも、たくさん気づいた。

優先順位を決められていなかったこと。

「これは無理」と最初から決めつけていたこと。

無理だと思ったら、全部自分で抱え込もうとしていたこと。

もっと早く、やり方を変えればよかったこと。

ここにこうやって書くのも、正直ちょっと恥ずかしい。

自分の恥部を晒しているような気持ちにもなる。

でも、実際に生活を動かしてみたからこそ、見えてきたことだった。

そして、選択肢を増やしたいからといって、全部を外注すればいいとも思っていない。

子育てもしたい。

掃除もしたい。

料理もしたい。

洗濯もしたい。

どれも、私がやりたいことなのだ。

だから、全部手放したいわけではない。

限られた時間の中で、何を自分でやるのか。

何を人にお願いするのか。

どこを効率化するのか。

何を優先して、何を後回しにするのか。

そうやって取捨選択して、自分が納得できる形にしていきたい。

妥協ばかりしていたら、生活そのものが辛くなってしまう。

だから、ただ妥協するのではなく、取捨選択して、最適化する。

それが今の私には必要なのだと思う。

選べる状態にしておきたい

子どもが小さいうちは、どうしても予定通りにはいかない。

体調を崩すこともあるし、突然予定が変わることもある。

だからこそ、一つの方法に全部を乗せてしまうと、そこが崩れたときに、家族全体が動けなくなってしまう。

保育園に行く。

家で過ごす。

夫が仕事をする。

私が仕事をする。

家事を自分でする。

誰かにお願いする。

その時々で組み合わせを変えながら、自分たちに合う形を探していきたい。

「これが正解」という暮らしではなく、

「今日はこれを選ぼう」と、自分たちで決められる暮らし。

私は、できるだけそんな状態でいたい。

それが私にとっての「正常な状態」なのだと思う。

今回の取り組みは、まだ始まったばかり。

これが1ヶ月後にどうなっているかは分からない。

また別の問題が出てくるかもしれない。

でも、以前は「無理」と思っていたことを、もう一度試してみることができた。

そして、試してみたからこそ、自分の生活の中に、まだ動かせる場所がたくさんあることにも気づいた。

少しずつでもいい。

自分たちの暮らしを、自分たちで選べる状態に戻していきたい。

The author
晩婚40代夫婦
地方都市在住、フリーランス。海外移住に向けて、いまの暮らしを少しずつ書き留めています。
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